法律の発効(施行)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:13 UTC 版)
公布は、法律が現実に発効(施行)するための要件であり、公布によって国民を拘束する力が生じるのではない。公布された法律がいつから施行されるかについては、通常、公布される法律の附則に定められているが、定めがない場合は公布の日から起算して20日を経過した日から施行される(法の適用に関する通則法2条)。公布・施行が同一日になされる場合は、官報が、独立行政法人国立印刷局官報課または東京都官報販売所(一般の希望者が官報を閲覧・購入しようとすればなしえた最初の場所)に到達した時点で公布があったとされる(判例)。
※この「法律の発効(施行)」の解説は、「法律」の解説の一部です。
「法律の発効(施行)」を含む「法律」の記事については、「法律」の概要を参照ください。
- 法律の発効のページへのリンク