河童にまつわる言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:07 UTC 版)
河童の川流れ 河童は泳ぎが得意であることから、物事に長けている人でも失敗することがあるという意。 河童の木登り 苦手なこと、不得意なことをする例え。 屁の河童 河童はいつも水の中にいるため、屁をしてもあまり勢いがないことから、「取るに足りないこと」を「河童の屁」と呼ぶようになり、後に語順が現在の様に変わった(「木っ端の火」から来たという説もある)。 陸(おか)へ上がった河童 「河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなる」とされるところから、力のある者が環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえ。 カッパ巻き 河童がキュウリを好むことから巻き寿司のキュウリ巻きをカッパ巻きと呼ぶ。 河童忌 小説家芥川龍之介の忌日7月24日。死の直前の代表作『河童』にちなむ。 河童の妙薬 河童が製法を教えたと伝承されている由来を持つ民間薬・家伝薬のこと。 ガタロ 上方落語の演目『代書』『商売根問』などに登場する商売。川底を網でさらって得た鉄くずや貴金属などを換金して稼ぎを得る自営業を指し、その川さらいの姿が河童を連想させる事から商売の隠語として河童の関西名「河太郎」(がたろ)が当てられた。 雨具の合羽(かっぱ)はポルトガル語の capa(カパ)に由来し河童とは無関係である。ただし河童を合羽と書くことはある。
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