沖縄議会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/15 23:16 UTC 版)
沖縄議会は沖縄民政府知事の諮問機関で、戦前の沖縄県会議員と米国軍政府の任命議員によって構成され、1949年に沖縄民政議会に改組された。 同議会は「議会」といっても議決機関ではなく、知事の諮問に答える権限しか与えられなかったが、後に沖縄人民党書記長や日本共産党副委員長を務めた瀬長亀次郎や戦前に沖縄県会議員であった仲宗根源和など、議員の中には民政府を厳しく批判する者もいた。 また、1947年6月に沖縄民主同盟が戦後の沖縄で最初の政党として結成され(委員長は仲宗根源和)、続いて同年7月には沖縄人民党が、10月には沖縄社会党が結成された。いずれも沖縄議会を通じて知事や議員の公選などの民主化を要求し、民政府を批判した。
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