永野靖
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永野 靖(ながの やすし、1959年[1] - )は、日本の弁護士、元銀行員。「動くゲイとレズビアンの会」(現・アカー)のメンバーとして府中青年の家の合宿に参加。利用拒否をめぐる提訴(東京都青年の家事件)をきっかけに弁護士となった[2][3]。経済産業省の性同一性障害者へのトイレ使用制限訴訟や、日本人同性パートナーを有する台湾人在留資格訴訟などの代理人を務める[4][5]。LGBT差別をなくすための講師活動を各地で行っている[6]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h “弁護士の永野靖さんへのインタビュー”. g-lad xx. 2023年6月24日閲覧。
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- ^ “経営法友会月例会 「LGBT(セクシュアル・マイノリティ)に関する企業の実務対応」研修レジメ”. LGBTとアライのための法律家ネットワーク (2018年4月17日). 2023年6月24日閲覧。
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- ^ “2023年度憲法記念の集い 憲法をまなぶ”. 滋賀弁護士会. 2023年6月24日閲覧。
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- ^ a b 中央大学 (2018年7月2日). “中央大学 × LLAN 連続公開講座 第一回「LGBTと人権 府中青年の家事件を振り返る」(2018. 5. 12)”. YouTube. 2023年6月24日閲覧。
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- ^ a b 藤谷祐太 (2008年). “トラブルを起こす/トラブルになる”. 立命館大学大学院 先端総合学術研究科. 2023年6月26日閲覧。
- ^ a b 動くゲイとレズビアンの会「府中青年の家・同性愛者差別事件とは」 『インパクション』第71号、インパクト出版会、1991年、52-61頁。
- ^ 風間孝 (2017年12月29日). “「性的指向」が初めて判決文に刻まれた府中青年の家事件を振り返る【SHIPにじいろキャビン10周年記念シンポジウム】”. ウェジー. 2023年6月22日閲覧。
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- ^ 今泉奏 (2023年2月9日). “性的少数者「嫌だ」と言う人へ トランスジェンダー訴訟弁護士の提案”. 朝日新聞. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “原島有史弁護士が担当した性同一性障害者の処遇改善や損害賠償の訴訟の判決が東京地裁でありました。”. 早稲田リーガルコモンズ法律事務所 (2019年12月19日). 2023年7月10日閲覧。
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- ^ “犯罪被害給付金:「同性パートナーも配偶者」と提訴”. 毎日新聞 (2018年7月9日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ 堀江哲史、長谷川桂子、岡村晴美、倉知孝国、矢﨑暁子、浦野智文、進藤一樹、大畑泰次郎、中川重徳、永野靖、山下敏雅、水谷陽子 (2020年8月5日). “控訴理由書”. 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b 北沢拓也、山下知子 (2019年2月14日). “「同性婚認めないのは違憲」 13組、国を一斉提訴”. 朝日新聞 2021年3月17日閲覧。
- ^ 角詠之 (2019年9月5日). “「同性婚認めないのは違憲」福岡の男性カップル国を提訴”. 朝日新聞. 2023年6月5日閲覧。
- ^ 藤沢美由紀 (2018年11月14日). “同性婚:「否定は違憲」 法の下の平等、来春にも一斉提訴”. 毎日新聞. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “「死ぬまでに愛する人と結婚したい」との願いが叶わなかった原告の佐藤さんへの思いを胸に2月24日、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告や弁護団、支援者の方たちが東京地裁での口頭弁論に臨みました”. PRIDE JAPAN. アウト・ジャパン (2021年2月25日). 2023年6月17日閲覧。
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