水滸伝の続篇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 15:54 UTC 版)
『水滸伝』は上記のように百回本で小説としての体裁が整い、その後挿増を施した百二十回本が成立。最終的には金聖歎による七十回本の成立で主要各版本の完成をみる。しかしその後も作品の人気の高さから、幾人もの作家が『水滸伝』の続篇を著すなど、水滸伝物語の進化は、小説としての完成以後も止まることは無かった。各続篇がどの版本を元に書かれたのか、および成立年代がいつなのかという問題は、『水滸伝』各版本の成立時期や過程そのものにも密接に関連するため、続篇の研究は『水滸伝』成立史の上からも重要な問題である。『水滸伝』の続篇とされる小説の種類は非常に多く、枚挙にいとまないが、ここではそのうち代表的なもののみを概説する。
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