民間習俗における荒神信仰とは? わかりやすく解説

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民間習俗における荒神信仰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 08:08 UTC 版)

「荒神」記事における「民間習俗における荒神信仰」の解説

あやつこ(綾子) 子供の「お宮参り」の時に鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「と書くことをいう。悪魔よけの印で、イヌの子良く育つということ由来するとされ、全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある。 古文献によると、この「あやつこ(綾子)」は紅で書いたとされるが、紅はの上階級でのみ使われたことから、一般庶民は「すみ」、それも「なべずみ」で書くのが決まりであったという。この「なべずみ」を額に付けることは、家の神としての荒神(こうじん)の庇護受けていることの印であった東北地方で、この印を書くことを「やすこ」を書くと言う宮参りのみでなく、神事参列する稚児(ちご)が同様の印を付ける例がある。 「あやつこ(綾子)」を付けたものは、神の保護受けたのであることを明示し、それに触れることを禁じたであった。のちには子供事故防止おまじないとして汎用されている。柳田國男の『阿也都古考』によると、奈良時代宮女には「あやつこ(綾子)」の影響受けた思われる化粧の絵も認められ、また物品にもこの印を付けることもされていたらしい

※この「民間習俗における荒神信仰」の解説は、「荒神」の解説の一部です。
「民間習俗における荒神信仰」を含む「荒神」の記事については、「荒神」の概要を参照ください。

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