民族、言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 03:07 UTC 版)
ミクロネシア系の住民が多い。民族としてはかつてカナカ人と呼ばれていたが、やや蔑称的に用いられた経緯から現在はあまり用いられない。一般的にはポンペイ人 (Pohnpeian) と呼ばれることが多い。カロリン人 (Carolinian) の呼称は稀である。2000年の調査では、ポンペイ島住民の出生地はポンペイ州が91%、ミクロネシア連邦の他州が4%、他の太平洋諸島が2%、フィリピン1%、アメリカ合衆国1%となっている。 公用語は英語であるが、普段の生活ではポンペイ語が広く用いられている。2000年の調査では、第一言語はポンペイ語が72%であるのに対し、英語は4%に過ぎない。この他チューク語、ピンガラップ語、モアキロア語等が用いられる。戦前生まれの人は日本語を使えるが、その数は少なくなっている。日本語から転用されて用いられている生活用語も少なくない(タワシ、キューリ、チチバンド等)。
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「民族言語」の例文・使い方・用例・文例
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