民主活動家や民主派メディア創業者の逮捕と保釈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:46 UTC 版)
「2019年-2020年香港民主化デモ」の記事における「民主活動家や民主派メディア創業者の逮捕と保釈」の解説
2020年8月10日、民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏や、香港の民主派メディアグループ「壱伝媒(ネクスト・デジタル、Next Digital)」の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏など23歳から72歳までの男女10人が香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕された。これに対し、Twitter上では「#FreeAgnes」「#周庭氏の逮捕に抗議する」などのハッシュタグがトレンド入りしするなど抗議の声が広がった。また、メディアを支援する動きが広がり、民主派メディアグループ「壱伝媒(ネクスト・デジタル、Next Digital)」の株は一時300%以上急騰した。アメリカのポンペオ国務長官は「深く憂慮している」とコメント、民主活動家の羅冠聰氏は「日本の皆様のサポートが必要です」とコメント、EU報道官は「香港国家安全維持法が表現と報道の自由を抑えつけるために用いられている」と非難した。 2020年8月11日、前日逮捕された民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏が保釈された。同氏はパスポートを没収され、取材した報道陣に「国安法は政治的弾圧に利用するためのものだと思う」と語った。 2020年8月12日、10日に逮捕された民主派メディアグループ創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が保釈された。10日逮捕された10人は周庭(アグネス・チョウ)氏や黎智英(ジミー・ライ)氏を含め全員保釈された。 2020年8月26日、抗議デモに参加したとして、民主派議員2人(林卓廷議員と許智峯議員)を含む16人が新たに逮捕された。
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