民主党幹部からの留守番電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 23:56 UTC 版)
「渡邊博史」の記事における「民主党幹部からの留守番電話」の解説
ところが、民主党国会対策委員長の山岡賢次が、渡辺の留守番電話に対し「民主党は反対するとお伝えしておく」との伝言を残していたことが発覚した。 2008年4月8日の参議院議院運営委員会の所信聴取の席上、参議院議員の西田昌司が「民主党幹部が『あなたの人事に反対なので伝えておく』と電話したという話がある」と事実関係を質したが、渡辺は「答えを差し控える」と回答し明らかにしなかった。同日、民主党幹部は電話を掛けたのは山岡だったことを認めたが、山岡自身は「プライベートなことだからノーコメント」と主張しマスコミからの取材を拒否した。 山岡の電話は内閣が国会に対し渡辺副総裁案を提示する前に掛けられていることから、「人事案の決定前に、国会議員が候補者に反対だと直接伝えるのは、辞退するよう政治的圧力をかけたようなものだ」と自民党幹部は語った。委員会質疑において、西田も「事実なら人事への政治介入で重大問題だ」と指摘し、また自民党国会対策委員長の大島理森は山岡の参考人招致の検討を表明し、政治問題化することとなった。
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