死刑囚の信書不許可問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:57 UTC 版)
「大牟田4人殺害事件」の記事における「死刑囚の信書不許可問題」の解説
死刑囚K4は2012年(平成24年)、収監先の福岡拘置所から養父・養子ら計4人に信書を送ろうとしたが、福岡拘置所は「4人は刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律で信書のやり取りが認められる『親族』に該当しない」として許可しなかった。 これは「死刑囚が外部とのやり取りを確保するのが目的と認められる養子縁組の場合、文通は許可しない」という法務省の通達を根拠としたものだったが、福岡県弁護士会は2018年2月22日付の勧告書で福岡拘置所に対し「養子縁組は適法に成立しており文通は許可されるべきだ」と指摘して文通を不許可にしないよう勧告した。
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