歴史上の修道女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 21:15 UTC 版)
「ナンスプロイテーション」の記事における「歴史上の修道女」の解説
ナンスプロイテーション映画はフィクションであり、それほど史実に厳密に基づいたものではないが、『肉体の悪魔』のようなある程度史実をベースにしているものもないわけではない。また、中世から近世の修道女の奇行については、それほど多いわけではないものの、いくつか事例を収集・研究した本が存在する。1985年にジュディス・C・ブラウンが Immodest Acts: The Life of a Lesbian Nun in Renaissance Italy を刊行し、17世紀イタリアの修道女でレズビアンだったと言われているベネデッタ・カルリーニの人生について研究・紹介を行ったが、同作はポール・バーホーベンにより映画化され、2020年に公開予定である。グラシエラ・ダイチマンは1986年に中世の変わった修道女についての本である Wayward Nuns in Medieval Literature を刊行している。2010年にはクレイグ・モンソンが16世紀から17世紀イタリアの修道女の社会生活や性についての著作である Nuns Behaving Badly を刊行している。中世の悪魔憑きのドラマトゥルギーについての研究も存在する。
※この「歴史上の修道女」の解説は、「ナンスプロイテーション」の解説の一部です。
「歴史上の修道女」を含む「ナンスプロイテーション」の記事については、「ナンスプロイテーション」の概要を参照ください。
- 歴史上の修道女のページへのリンク