ひずみ計
(歪計 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 06:22 UTC 版)
ひずみ計(英語: strainmeter)とは、地殻や岩盤に生じるひずみ(収縮や膨張など)を精密に測定する装置のことである。主に地震や火山噴火などの地殻変動の観測に使用されている(地球潮汐などを観測することもできる)[1]。日本では、気象庁が東海地震や南海トラフ地震などの予測をするための装置として使用されている。
- ^ a b c d 日本大百科全書『ひずみ計』 - コトバンク
- ^ a b c d e f g h “ひずみ計とは”. www.data.jma.go.jp. 気象庁 (一部改変). 2023年4月1日閲覧。
- ^ a b 宇津 2001, p. 34.
- ^ a b 岸本兆方, 尾池和夫, 津嶋吉男『可変容量型ひずみ地震計について』NAID 120001076764
- ^ 宇津 2001, p. 34-35.
- ^ 宇津 2001, p. 35.
- ^ “地殻変動観測”. www.data.jma.go.jp. 松代地震観測所. 2023年6月1日閲覧。
- ^ 『傾斜計』 - コトバンク
- ^ https://kids.gakken.co.jp/jiten/dictionary03201675/
- ^ “地殻変動に関する用語”. www.data.jma.go.jp. 気象庁. 2023年6月1日閲覧。
- ^ 『体積ひずみ』 - コトバンク
- ^ “体積ひずみ・体積弾性係数”. www.fem-vandv.net. 2023年3月31日閲覧。
- ^ a b “たいせきひずみけい【体積ひずみ計】”. 学研キッズネット. 2020年11月25日閲覧。
- ^ a b c 宇津 2001, p. 36.
- ^ サックス・エバートソン型歪計の日本における設置と観測 (PDF) CRID 1390001205450749312
- ^ “サックス・エバートソン式体積ひずみ計記録の利用とその信号分離(S144-P002)(ポスターセッション)(演旨)”. gbank.gsj.jp. 2023年3月31日閲覧。
- ^ a b ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『体積ひずみ計』 - コトバンク
- ^ a b “地殻変動連続観測”. www.hinet.bosai.go.jp. 防災科研. 2023年3月31日閲覧。
- ^ 『埋め込み式ひずみ計』 - コトバンク
- ^ “伊豆東部の地殻活動”. www.data.jma.go.jp. 気象庁. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “南海トラフ地震に関連する情報の発表に用いるひずみ計観測点”. www.data.jma.go.jp. 気象庁. 2023年6月1日閲覧。
- 歪計のページへのリンク