武部敏夫
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武部 敏夫(たけべ としお、1920年11月26日-2008年7月15日)は、昭和・平成時代の歴史学者。
経歴
1940年(昭和15年)富山高等学校を卒業し、東京帝国大学文学部国史学科に入学。1942年(昭和17年)卒業。
1943年(昭和18年)宮内省公刊明治天皇御紀編纂事務嘱託となるが、応召。1945年(昭和20年)召集解除により、宮内庁図書寮編修官補に任じられる。その後、書陵部編修課長・正倉院事務所長を歴任。 1984年(昭和59年)退官後、大正大学に遷り文学部教授として1991年(平成3年)まで近世史を講じる。
著書
- 『和宮』人物叢書 吉川弘文館、1965年、新装版 1987年10月 ISBN 9784642050715、オンデマンド版[1] 2021年11月 ISBN 9784642750714
和宮の評伝として高い評価を受ける。
参考文献
『日本歴史』第726号・2008・P.141
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