正精進とは? わかりやすく解説

正精進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:35 UTC 版)

八正道」の記事における「正精進」の解説

正精進(しょうしょうじん, 巴: sammā-vāyāma, 梵: samyag-vyāyāma)とは、四正勤ししょうごん)、すなわち「すでに起こった不善断ずる」「未来に起こる不善起こらないようにする」「過去生じた善の増長」「いまだ生じていない善を生じさせる」という四つ実践について努力することである。 Katamo ca bhikkhave, sammāvāyāmo: idha bhikkhave, bhikkhu anuppannānaṃ pāpakānaṃ akusalānaṃ dhammānaṃ anuppādāya chandaṃ janeti vāyamati viriyaṃ ārabhati cittaṃ paggaṇhāti padahati. Uppannānaṃ pāpakānaṃ akusalānaṃ dhammānapahānāya chandaṃ janeti vāyamati viriyaṃ ārabhati cittaṃ paggaṇhāti padahati.Anuppannānaṃ kusalānaṃ dhammānauppādāya chandaṃ janeti vāyamati viriyaṃ ārabhati cittaṃ paggaṇhāti padahati. Uppannānaṃ kusalānaṃ dhammānaṃ ṭhitiyā asammosāya bhiyyobhāvāya vepullāya bhāvanāya pāripūriyā chandaṃ janeti vāyamati viriyaṃ ārabhati cittaṃ paggaṇhāti padahati, ayaṃ vuccati bhikkhave, sammāvāyāmo. 比丘たちよ、正精進とは何か。未発生の不善(akusalānaṃ)は、これが生じないよう、比丘らは関心持って努力し精進(ヴィーリャ)することである。発生した不善は、これを解消するよう、比丘らは関心持って努力し精進することである。未発生の善は、これが生じるよう、比丘らは関心持って努力し精進することである。発生し成された善は、これが拡大するよう、比丘たちが関心持って努力し精進することである。比丘たちよ、これを正精進と呼ぶ。

※この「正精進」の解説は、「八正道」の解説の一部です。
「正精進」を含む「八正道」の記事については、「八正道」の概要を参照ください。

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