欧州社会党グループ
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「2009年欧州議会議員選挙」の記事における「欧州社会党グループ」の解説
結党間もないイタリアの民主党は、欧州議会で議員がどのグループに参加するかという議論を続けていた。民主党は2007年10月に、左翼民主主義者とマルゲリータという2大中道左派政党が合流して結党し、両党に所属していた欧州議会議員は2004年の選挙以降、欧州社会党グループと欧州自由民主同盟にそれぞれ参加していた。すべてのヨーロッパの進歩的革新主義の一本化、そして欧州社会党グループと欧州自由民主同盟の統合を強く求めていたが、両会派はべつべつに存続していくこととなり、このため民主党は欧州議会内で取り残されるようなかたちとなった。 2009年5月13日、欧州社会党グループはイタリア民主党と連携するために会派名を改めるということが報じられた。 キプロスの民主党は従来、欧州自由民主同盟に参加していたが、欧州規模の政党には加わっていなかった。2009年の選挙に先立って民主党は、欧州社会党の同意は得ていなかったが、欧州議会において欧州社会党グループへの参加の以降を示していた。 2009年6月12日、欧州社会党グループは新議会において会派名を「欧州社会民主同盟」とすることを正式に決定したが、同月23日の正式な結成のさいには会派名を「社会民主進歩同盟」とした。
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