機種と技術的進展
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 14:00 UTC 版)
最初のPDP-10のプロセッサは1968年に登場したKA10である。トランジスタをDECのフリップチップ(英語版)技術でパッケージし、半自動化された工程によってバックプレーンのワイヤラッピングが行われている。サイクルタイムは1μ秒、加算命令にかかる時間は2.1μ秒である。1973年、KI10が新たに登場した。これはTTL集積回路を使っている。さらに1975年には高性能なKL10(さらに後にはKL20)が登場。こちらはECLで構成され、マイクロプログラム方式を導入し、キャッシュメモリを搭載している。低価格版のKS10も1978年に登場し、TTLとAm2901ビットスライスチップで構成され、PDP-11のUnibusを使って周辺機器を接続するようになっていた。
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