機械式プレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 14:35 UTC 版)
モーターによる回転運動をクランク機構やスクリュー機構などで往復運動に変換して塑性加工に用いる力をとりだす。 クランク式プレスの場合、モーターとクランク軸・コネクティングロッドは直結しているのではなく、種類により中間ギヤ等の構成が変わるが(ダイレクトドライブ式サーボプレスなどを除き)回転運動をフライホイールに蓄え、上下運動させたい時のみクラッチを繋いで運動変換する。 クラッチには「ポジティブクラッチ」(爪式クラッチ)と「フリクションクラッチ」の2種類がある。現在製作されている機械式プレスには、急停止機構を備えるためにフリクションクラッチが用いられる。 せん断加工や小物の絞り加工の用途に向いているといった特徴がある。 機構や構造によって下記のような種類がある。 クランクプレス クランクレスプレス ナックルプレス スクリュープレス摩擦プレス シェービングプレス ウェッジプレス カム式プレス リンクプレス タレットパンチプレス ダイイングマシン ノッチングプレス など。
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