樋口和彦とは? わかりやすく解説

樋口和彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/25 18:06 UTC 版)

樋口 和彦(ひぐち かずひこ、1927年3月29日 - 2013年8月25日)は、日本の宗教心理学者、同志社大学名誉教授。京都文教大学学長。

生涯

横浜市生まれ。本籍は佐賀県青山学院専門学校英文科卒、1955年同志社大学神学部卒業、1957年同大学院神学研究科修士課程修了。

米国ボストンアンドーヴァー・ニュートン神学校英語版で修士課程、博士課程修了、ドクター・オブ・ミニストリー。1961年同志社大学神学部助手、専任講師、1965年助教授、1970年教授、1971-1973年、1980-1983年神学部長、学術情報センター所長、1969-1973年学校法人同志社理事、評議員。

1998年定年、名誉教授、京都文教大学教授、学長。2009年退職。スイスチューリヒのユング研究所に三度にわたり研修に行き、ユング派精神分析家。臨床心理士[1]。2007年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[2]。2013年8月25日、大腸癌のため死去[3]。86歳没。

学校法人家政学園常務理事、日本いのちの電話連盟理事長、社会福祉法人京都いのちの電話理事長、日本ユングクラブ会長、国際箱庭療法学会副会長、日本基督教団京都丸太町教会担任教師、日本ユング心理学会会長。

著書

  • 『ユング心理学の世界 』(創元社) 1978
  • 『「永遠の少年」元型 / 女神の元型』(山王出版) 1986
  • 『聖なる愚者』(創元社) 2002

共編著

  • 『生と死の教育 デス・エデュケーションのすすめ』(平山正実、創元社) 1985.11
  • 『ファンタジーグループ入門』(岡田康伸共編著、創元社) 2000.6
  • 『イメージによるグループワークの実際 ファンタジーグループの体験から』(岡田康伸、至文堂、「現代のエスプリ」別冊) 2007.7

翻訳

  • 『心理療法の光と影 援助専門家の<力>』(A・グーゲンヴィル=クレイグ、安渓真一共訳、創元社、ユング心理学選書2) 1981.7
  • 『結婚の深層』(A・グッゲンビュールークレイグ、武田憲道共訳、創元社、ユング心理学選書3) 1982.2
  • 『自殺と魂』(ジェームス・ヒルマン、武田憲道共訳、創元社、ユング心理学選書4) 1982.11
  • 『女性の神秘 月の神話と女性原理』(M・エスター・ハーディング、武田憲道共訳、創元社、ユング心理学選書8) 1985.8
  • 『内的世界への探求 心理学と宗教』(ジェームス・ヒルマン、武田憲道共訳、創元社、ユング心理学選書19) 1990.6

脚注


樋口 和彦(ひぐち かずひこ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:11 UTC 版)

浦安鉄筋家族の登場人物」の記事における「樋口 和彦(ひぐち かずひこ)」の解説

少年チャンピオンにて「京太郎」を連載している若手人気漫画家かつては十三階段ベム人気作家だったころのアシスタントだった。師匠十三階段内心かなりバカにしている。十三階段お菓子(なぜか下呂まんじゅう)を送られる賞味期限10年前切れていたためにスタッフともども食中毒倒れさらには十三階段の手自身の作品怪奇漫画風に代筆されてしまう。それ以降師弟の縁を切った模様

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