構造化された制御要素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/23 09:22 UTC 版)
「構造化プログラミング」、「ブロック (プログラミング)」、「オフサイドルール」、および「予約語」も参照 以下ではなぜかキーワードに変にこだわっているが、そういった字句にこだわるのではなく、構文(シンタックス)として総合的に捉えれば、たいしてこだわる意味はない。この節冒頭に挙げたリンク先の各記事を参照。 終了キーワードがない言語 Algol 60、C、C++、Haskell、Java、Pascal、Perl、PHP、PL/I、Python、PowerShellなど。この種の言語は文の並びをひとまとめ(ブロック)にする何らかの方法を持っている。Algol 60、Pascal: begin ... end C、C++、Java、Perl、PHP、PowerShell: 中括弧を使用 { ... } PL/1: DO ... END Python: インデントのレベルを使用(オフサイドルール参照) Haskell: インデントのレベルか中括弧を使用でき、それらを自由に混合可能 終了キーワードがある言語 Ada、Algol 68、Modula-2、Fortran 77、Visual Basic など。終了キーワードはいくつかの種類がある。Ada、Fortran 90: 終了キーワードは end + 空白 + 開始キーワード。例えば、if ... end if, loop ... end loop Algol 68: 開始キーワードを逆に綴る。例えば、if ... fi, case ... esac Fortran 77: 終了キーワードは end + 開始キーワード。例えば IF ... ENDIF, DO ... ENDDO Modula-2: 開始キーワードに関わらず常に END という終了キーワードを使う。 Visual Basic: 制御構造毎に固有の終了キーワード。If ... End If; For ... Next; Do ... Loop; While ... Wend
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