構造と特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:12 UTC 版)
スナイドル銃はエンフィールド銃の銃身後部が切断され、米国人のジェイコブ・スナイダーが考案した右開きの蝶番式銃尾装置が取り付けられており、前装銃と後装銃の中間に位置する過渡的な構造である。この右開きの構造が煙管で用いられる刻みタバコを入れる莨入(たばこいれ)に類似していた事から、日本語ではこれを意味する莨嚢式(ろくのうしき)とも呼ばれた[出典無効]。より正確には銃尾開閉型莨嚢式と呼ばれ、スナイドル銃と同様の構造ながらも前方向に開閉する、後装式改造エンフィールド銃(改造エンピール銃)やアルビニー銃(英語: Albini-Braendlin_rifle)は活罨式(かつあんしき)として明確に区別された。 エンフィールド銃をスナイドル銃に改造する費用は、1878年(明治11年)の日本での見積価格で1丁あたり3円30銭だったと記録されている[出典無効]。
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