構成及び変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 01:11 UTC 版)
被服協会による昭和15年5月5日発行の冊子「国民服(男子用)の手引」では、国民服は上衣、中衣及び袴により構成されるとし、袴の形式については自由としていたが、同年11月の国民服令では、これらに帽子、外套、手袋及び靴が加えられ、袴の制式が定められた(国民服令別表第1)。また、帽子と外套も制式が定められたが、礼装時以外は適宜とされた。 上衣、袴及び礼装時の外套並びに帽子については「茶褐絨又ハ茶褐布(国防色)」と地質(素材や色)が定められたが、色調については軍服のように厳密なものは要求されなかった。また、礼装時の手袋は白色とされた。
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