楽式を用いた定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 20:27 UTC 版)
Bをサビとするケース 「A+B+A'」のB部分(ヤマハのサイト『楽器解体全書PLUS』) 「A+A+B+A」で32小節の1コーラスを形成した上でのB部分をサビと定義(平凡社『音楽大事典』) 「A+A+B+A」あるいは「A+A'+B+A''」という楽曲の構成におけるB部分(音楽之友社『新編音楽中辞典』) 「A+A+B+A」という構成をアメリカ合衆国のポピュラー音楽で最も一般的なリフレイン・パートとした上で、その中のB部分にあたる8小節をサビと定義し、A部分に対してB部分は異なった調で書かれるとしている。(音楽之友社『新音楽辞典(楽語)』) 「A+A'+B+A''」の構成におけるB部分を典型的なサビとし、この場合A''部分を「サビあと」と呼称するとしている。(リットーミュージック『最新音楽用語事典』) Cをサビとするケース 「A+B+C」という構成におけるC部分を指すと定義(音楽之友社『新編音楽中辞典』) 新しい用法として「A+B+C」のC部分をサビと呼ぶこともあるとし、この場合は「楽曲の後半部での盛り上がりが期待される」としている。(リットーミュージック『最新音楽用語事典』) なお、リットーミュージック『最新音楽用語事典』によれば、「A+B+A'+C」のようにサビが存在しない場合もあるとしている。
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