棒ノ折山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 棒ノ折山の意味・解説 

棒ノ折山

(棒ノ峰 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 14:23 UTC 版)

棒ノ折山
北から望む
標高 969 m
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
埼玉県飯能市
位置 北緯35度51分31秒 東経139度09分18秒 / 北緯35.85861度 東経139.15500度 / 35.85861; 139.15500座標: 北緯35度51分31秒 東経139度09分18秒 / 北緯35.85861度 東経139.15500度 / 35.85861; 139.15500
山系 奥多摩奥武蔵
棒ノ折山 (埼玉県)
棒ノ折山 (東京都)
棒ノ折山 (日本)
プロジェクト 山
テンプレートを表示
山頂から西を望む

棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町埼玉県飯能市との境にある標高969mの山である。奥多摩奥武蔵の山域の境にある。

棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺ともいう。坊の尾根、坊主の尾根ともいった。

棒ノ折の由来のひとつに鎌倉時代の秩父の武将であった畠山重忠がこの山を越える際に杖として持っていた石棒が折れたことから名が付いたとされる。奥多摩側百軒茶屋から登る登山道沿いにある祠にはその折れた石棒の片破れと言われる一尺程の石柱が祀られている。

山頂は非常に広く、公園か小規模なグラウンドのような広場となっている(ただしトイレや売店はない)。昔は(茅葺き屋根の材料)の原であった。

登山ルート

  • 埼玉県側から
    • 1)青梅市成木から小沢峠→黒山→権次入峠(ごんじりとうげ)から稜線沿いに棒ノ折山へ(約3時間)
    • 2)西武鉄道飯能駅からバス(国際興業バス)に乗り河又・名栗湖入口で下車、名栗湖(有間ダム)の南側にある白谷沢登山口から権次入峠へ登り稜線沿いに棒ノ折山へ(沢登り約2時間)
    • 3)有馬ダム奥の落合(釣場の橋を渡る)から仙岳尾根を登り槙ノ尾山から稜線沿いに棒ノ折山へ(急坂約2時間)
  • 東京都側から

登山道の情報は奥多摩ビジターセンターホームページ[1]で確認ができる。いずれのルートも登山道が整備されており日帰り登山が可能であるが、登山計画書を提出する場合は青梅警察署・青梅警察署管内の交番駐在所又は御嶽駅にて受け付けており、警察署には郵送も可能[2]である。 狩猟期(11月15日~翌年2月15日)には目立つ色の服装で、登山道を外れないように注意する必要[1]がある。

棒ノ折山と岩茸石山を結ぶコースは「関東ふれあいの道・山草の道」にも指定されている。その名の通り山草が豊富で、とくにスミレの種類が多いことで知られている。[3]

ギャラリー

付近のキャンプ場

  • 有間小屋キャンプ場(現在はキャンプ場跡があるだけ)
  • 奥茶屋キャンプ場
  • 百軒茶屋キャンプ場
  • 中茶屋キャンプ場
  • 清東園キャンプ場

隣接する山

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「棒ノ折山」の関連用語

棒ノ折山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



棒ノ折山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの棒ノ折山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS