柿木金助とは? わかりやすく解説

かきのき‐きんすけ【柿木金助】

読み方:かきのききんすけ

江戸中期盗賊正徳2年(1712)大凧(おおだこ)にからだを結びつけて名古屋城天守閣登り金の鯱(しゃちほこ)のうろこを盗んだといわれる。これを脚色したものに歌舞伎けいせい黄金鱐(こがねのしゃちほこ)」などがある。


柿木金助

読み方:カキノキキンスケ(kakinokikinsuke)

初演 天明2.12(大坂藤川座)


柿木金助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/25 04:41 UTC 版)

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柿木 金助(かきのき きんすけ、生年不詳 - 宝暦13年8月21日1763年9月28日))は、江戸時代盗賊で、元は尾張国中島郡柿木島村(のちの愛知県稲沢市)生まれ[1]百姓

人物

正徳2年(1712年)、大をもちいて名古屋城の金鯱の鱗を盗んだという。ただし、この話は伝説であり、実際には名古屋城本丸の土蔵に侵入し、舟を使って逃走した。宝暦13年(1763年)8月21日、名古屋の町を引き回しのうえ、尾張藩の刑場・土器野(かわらけの)で獄門に処せられた。

彼が金鯱の鱗を盗んだという話は、天明3年(1783年)大坂で上演された初代・並木五瓶作の歌舞伎「傾城黄金鯱(けいせいこがねのしゃちほこ)」などに脚色された。

脚注

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参考文献

  • 『角川日本姓氏歴史人名大辞典23 愛知県』 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会、角川書店、1991年10月30日(日本語)。ISBN 4-04-002230-0

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