架線検測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:14 UTC 版)
「小田急クヤ31形電車」の記事における「架線検測」の解説
架線(トロリ線)検測用の機器として、トロリ線磨耗変位測定装置とトロリ線高低差検出器を設けた。磨耗変位測定装置ではレーザー光を垂直に照らし、トロリ線の摺面からの反射光を光電変換して測定する。高低差検出器では、トロリ線に半導体レーザー光線を照射して高低差を測定する。 このほか、測定用のパンタグラフとしてPT9002-A形パンタグラフを新宿方の屋根上に設置した。パンタグラフにはわたり検出器・支障物検出器・硬点検出器を装備し、監視用カメラと投光器を設置した。このパンタグラフでは、主軸の回転角度を基にしてトロリ線の高さを、支障物はマイクロスイッチを使用した支障物検出器により、上下方向の加速度計を用いた硬点検出器で架線の硬点を、架線電圧から離線を測定する。
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