林光寺_(さいたま市)とは? わかりやすく解説

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林光寺 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 01:03 UTC 版)

林光寺
所在地 埼玉県さいたま市西区植田谷本504
位置 北緯35度53分32.5秒 東経139度35分46.3秒 / 北緯35.892361度 東経139.596194度 / 35.892361; 139.596194座標: 北緯35度53分32.5秒 東経139度35分46.3秒 / 北緯35.892361度 東経139.596194度 / 35.892361; 139.596194
山号 金剛山
院号 華蔵院
宗派 真言宗智山派
本尊 阿弥陀如来
創建年 貞観5年(863年
開山 益信
中興年 承久2年(1220年
中興 円祐
文化財 林光寺絹本着色真言八祖画像、林光寺銅鐘、林光寺朱印状(以上、さいたま市指定有形文化財)
林光寺
林光寺 (埼玉県)
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林光寺(りんこうじ)は、埼玉県さいたま市西区にある真言宗智山派寺院

歴史

863年貞観5年)、益信によって開山された。境内からは、創建当初のものと思われる平安時代が出土している。その後、1220年承久2年)に円祐によって中興された。円祐は開山の益信が興した「広沢流」の法流に属しており、祖師の足跡を求めて当寺に至り中興したものである[1]

鎌倉時代、当地は足立氏所領であった。当寺の近くに「あだち殿の御屋敷跡」と呼ばれるところがあり、ここが足立氏の居館だったという説がある。江戸時代名主だった「小島家」は足立氏の末裔といわれており、当寺を菩提寺にしていた[1]

1590年天正18年)、関東地方の新領主となった徳川家康は、領内の主要寺社に寺社領を安堵する領知朱印状を交付した。当寺は朱印状が交付された旧大宮市内の8寺社の内の一つである[1]

文化財

  • 林光寺絹本着色真言八祖画像(さいたま市指定有形文化財 昭和32年3月6日指定)[2]
  • 林光寺銅鐘(さいたま市指定有形文化財 昭和50年2月7日指定)[3]
  • 林光寺朱印状(さいたま市指定有形文化財 昭和55年6月6日指定)[4]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c 橋本栄 著『林光寺≪大宮≫(さきたま文庫47)』さきたま出版会、1995年、4-29p
  2. ^ 林光寺絹本着色真言八祖画像さいたま市
  3. ^ 林光寺銅鐘さいたま市
  4. ^ 林光寺朱印状さいたま市

参考文献

  • 橋本栄 著『林光寺≪大宮≫(さきたま文庫47)』さきたま出版会、1995年



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