松井に並んだ大谷へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:45 UTC 版)
2021年7月4日、MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手がシーズン第31本目の本塁打を放ち、松井が記録した日本人では最多のMLBシーズン本塁打数に並んだ。直後に松井は大谷へメッセージを送り、大谷を絶賛し応援する形で次のように語った。 「大谷選手の驚異的なホームランのペースに、ただただ感嘆しております。彼が持っていた素質に加えて、バッティングへの探究心やトレーニングが、メジャーリーグ屈指の長距離打者に成長させたのではないかと思っております。」 「私がヤンキースでプレーしていた時には、ジェイソン・ジオンビー選手やゲーリー・シェフィールド選手、アレックス・ロドリゲス選手らに囲まれていましたが、彼たちのパワーに圧倒され、私は『ここで長距離打者になるのは難しい』と感じていました。しかし、今の大谷選手は完全にそちら側の選手になっています。」 「私にメジャーリーグにおいて長距離打者であってほしいと願っていた野球ファンの方々は、私のその姿を残念な気持ちで見られていたと思いますが、今の大谷選手を見て、とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者となり、スッキリされているのではないでしょうか。」 「また、彼はそれだけにとどまらず、素晴らしいピッチャーでもあります。野球の長い歴史の常識を変えた、唯一無二の存在です。これからますます、大谷選手を応援されるファンの方々や、彼のようになりたいと思う少年たちが増えると思います。」 「今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、躍動される姿を、私も一野球ファンとして期待しております。」
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