東北野戦軍の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/16 07:35 UTC 版)
1948年9月12日、東北野戦軍主力は南下し、遼瀋戦役を発動した。遼瀋戦役は、52日間続き、11月2日に終結し、国民党軍47万2千人を撃滅して東北全土を解放した。以後、東北野戦軍は、中国人民解放軍の戦略機動部隊となった。 1948年11月13日、中国共産党中央軍事委員会規定の統一序列(戦闘序列)に従い、東北野戦軍所属の第1~第12縦隊は、中国人民解放軍第38軍、第39軍、第40軍、第41軍、第42軍、第43軍、第44軍、第45軍、第46軍、第47軍、第48軍、第49軍に改称された。また、長春包囲戦に屈して長春で降伏(起義)した国民党軍第60軍は、第50軍として編入された。 11月下旬、東北野戦軍は入関した。11月29日~1949年1月31日、華北軍区第2、第3、第4兵団及び地方武装勢力と共に、64日間に渡る平津戦役を発動し、国民党軍52万人を撃滅した。これにより、綏遠、太原、新郷等の少数の孤立拠点を除き、華北全域が解放された。
※この「東北野戦軍の活動」の解説は、「東北人民解放軍」の解説の一部です。
「東北野戦軍の活動」を含む「東北人民解放軍」の記事については、「東北人民解放軍」の概要を参照ください。
- 東北野戦軍の活動のページへのリンク