東北ニプロ製薬とは? わかりやすく解説

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東北ニプロ製薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 01:59 UTC 版)

東北ニプロ製薬株式会社
TOHOKU NIPRO PHARMACEUTICAL CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
969-0401
福島県岩瀬郡鏡石町岡ノ内428番地
設立 1996年9月2日
(東北中外製薬株式会社)
業種 医薬品
事業内容 医薬品の受託製造
代表者 甲斐俊哉(代表取締役社長
資本金 100億1,000万円
従業員数 290名
主要株主 ニプロファーマ株式会社:100%
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東北ニプロ製薬株式会社(とうほくニプロせいやく)はかつて存在した医薬品の製造会社。ニプロファーマの子会社であった。

概要

当社は元々、中外製薬の鏡石工場として竣工。1996年に分社化され東北中外製薬(とうほくちゅうがいせいやく)となったが、2005年に鏡石工場及び東北中外製薬の全株式をニプロに譲渡。ニプログループの一員となったため、事業譲渡と同時に商号も変更した。

中外製薬時代にはドリンク剤・診断薬・坐薬の製造が行われていたが、2005年以降は固形剤を中心とした受託製造に特化した。49,637m2の広大な敷地の中に第一固形剤棟、第二固形剤棟、軟膏剤棟といった複数の建物が並ぶ。なお、総敷地面積の内の33,157m2が余積されている。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受け、一時操業休止状態が続いていたが、発生直後から行われた復旧工事により、軟膏剤棟は同年6月30日に、第一固形剤棟は同年8月10日にそれぞれ復旧しており、残る第二固形剤棟も同年9月1日に復旧したことで完全復旧を果たし、震災前の生産体制に戻りつつある。

2012年4月のグループ再編に伴い、当社の親会社がニプロからニプロファーマに移管された。

2014年10月、親会社のニプロファーマに吸収合併され解散した[1]

沿革

  • 1946年昭和21年)9月 - 「中外製薬株式会社鏡石工場」を竣工。
  • 1996年平成8年)9月2日 - 「東北中外製薬株式会社」を会社設立。
  • 2000年(平成12年)5月 - 軟膏剤棟竣工。
  • 2005年(平成17年)7月1日 - 鏡石工場及び東北中外製薬の株式を「ニプロ株式会社」へ譲渡。同時に「東北ニプロ製薬株式会社」に商号変更。
  • 2008年(平成20年)10月31日 - 第二固形剤棟竣工。
  • 2012年(平成24年)4月1日 株式交換に伴い、当社の親会社がニプロファーマに変更。
  • 2014年(平成26年)10月1日 - 親会社のニプロファーマに吸収合併され解散。

主要取引先

関連項目

脚注

  1. ^ 連結子会社による連結孫会社の吸収合併に関するお知らせ



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