杜氏となる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/21 06:24 UTC 版)
「フィリップ・ハーパー (杜氏)」の記事における「杜氏となる」の解説
2001年、ハーパーは、南部杜氏協会の資格試験を受けて合格し、日本酒醸造の監督者である「杜氏」の称号を得た。外国人として最初かつ唯ひとり、貴重な称号である杜氏となったことで、ハーパーは日本の歴史に名を残すことになった。また2001年には、梅乃宿を離れ、大門酒造に移った。その後、ハーパーは、茨木市や京都市の様々な蔵元で働いた。 様々な蔵元での経験から、ハーパーは、日本酒が現代の世界における酒類愛好家たちの間で生き残っていくためには、もっと広く知られる必要があると認識するようになった。その一助となるべく、彼は2006年に、日本国内外の日本酒愛好家向けに、2冊目の著書『The Book of Sake: A Connoisseurs Guide』を出版した。この本は、最初の著作と同じように様々な種類、風味の伝統的な日本酒を紹介しているが、内容は前著よりも洗練された読者向けのものとなっている。
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