村名改称問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 09:38 UTC 版)
1992年(平成4年)4月1日に村名を明方村(みょうがたむら)から明宝村(めいほうむら)に改称したが、改称に際しては村を二分する騒動となった。改称理由は以下のようなもので、ある意味では現状を追認するものであったが、村おこしのためとはいえ歴史ある慣れ親しんだ「明方」の地名を捨てることに抵抗のある村民も少なからずいた。 明方村を「みょうがたむら」と呼んでもらえず、「めいほうむら」と呼ばれてしまう。 村内の奥明方農協による「明方(みょうがた)ハム」が特産となっていたが、奥明方農協はその後の合併で郡上農協となり、ハムの生産拠点も村内から隣の八幡町に移転されてしまった。それに対抗して村は独自に第3セクターを設立、「明方村の宝」に由来する「明宝」をブランド化した「明宝(めいほう)ハム」の生産を開始、村内での雇用確保や知名度の向上といった村おこしに成功していた。 平成初期の平成元年(1989年)に開業した「めいほうスキー場」が知名度を得た。
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