李完用侯の心事と韓日和合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/01 16:29 UTC 版)
「李成玉 (朝鮮)」の記事における「李完用侯の心事と韓日和合」の解説
李成玉が遣米全権使節団の代表として渡米した際、他の諸民族に接して、朝鮮人は当時アメリカ人に軽侮されているネイティブ・アメリカンよりも劣るとみられており、さらに、メキシコやインドなどどこの国・地域の人びとなどよりも劣等視されていることを知り、衝撃を受けている。「李完用侯の心事と韓日和合」という記録には、以下のような記述がある。 現在の朝鮮民族の力量を以ってすれば、とても独立国家としての体面を保つ事はできない。亡国は必至である。亡国を救う道は併合しかない。そして併合相手は日本しかない。欧米人は朝鮮人を犬か豚のように思っているが、日本は違う。日本は日本流の道徳を振り回して小言を言うのは気に入らないが、これは朝鮮人を同類視しているからである。 そして、日本人は朝鮮人を導き、世界人類の文明に参加させてくれる唯一の適任者である。それ以外に我が朝鮮民族が豚の境涯から脱して、人間としての幸福が受けられる道はない。日韓併合が問題になるのは変な話だ。我輩の併合観は欧米人の朝鮮人観を基に考察したのだ。
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