木造行道面10面(附1片)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 06:27 UTC 版)
「法隆寺の仏像」の記事における「木造行道面10面(附1片)」の解説
重要文化財。平安時代。聖徳太子の忌日法要である聖霊会(しょうりょうえ)で用いられた仮面。保延4年(1138年)の聖霊会で使用されたもので、各面に同年の銘がある。内訳は獅子頭2、綱引1、蝿払1、八部衆6で、八部衆残欠1片が附(つけたり)指定となっている。行道の先頭を行く獅子、その綱を引く綱引と随侍する蝿払、聖徳太子像を乗せた輦(れん)をかつぐ八部衆からなる。
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