木構造の採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 04:27 UTC 版)
「i3 (ウィンドウマネージャ)」の記事における「木構造の採用」の解説
ウィンドウの管理に木構造を採用することで、列指向の他のウィンドウマネージャに比べてより柔軟な配置が可能となっている。“stacking”という配置規則は、画面の上部に各ウィンドウのタイトルバーを集約し、スタック型ウィンドウマネージャの様にウィンドウを重複させ、現行のウィンドウを全画面の状態で表示する。この際タイトルバーは元の配置を忠実に再現しようと努め、複数行に渡ることもある。利用者はこの配列を見て目的のウィンドウに切り替える事が出来る。また“tabbing”という配列規則は、上述の“stacking”に類似したウィンドウの重複を許すものだが、タイトルバーがTDIを模した表示になり一行に収まる。この配列規則はUzblの様な、「ウィンドウのタブ化はウィンドウマネージャの仕事」という、(かなり厳密な)UNIX哲学を採用したプログラムの実行時に有意義である。どの様な配列規則を採っても利用者は共通したキーボード操作でウィンドウの状態を管理できる。
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