朝岡家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:21 UTC 版)
築地市場場外【朝岡水産】を営んでいる。 朝岡国一郎(あさおか くにいちろう) 藍子、一郎の父で、旬の義父。娘にも引き継がれたそそっかしい一面を持つ。一見がさつで礼儀知らずに見えるが、本質は繊細で涙もろい人情家。 朝岡幸江(あさおか さちえ) 国一郎の妻で藍子と一郎の母。いつも夫と子を温かく見守っている。 朝岡一郎(あさおか いちろう) 藍子の弟にして、旬の義弟。仕事のできる父や姉にコンプレックスを抱くことも。しかし、鱒之介に、仲卸業者としての矜持を諭され、ふっきれた顔つきで父に教えを請うことを決意する。初めて締めた魚を「柳寿司」で寿司にしてもらい、朝岡家全員で食べた。その味は、一家そろって涙するほどの美味い味で、一郎は鱒之介に感謝した。その後、藍子が結婚した後はイクラの醤油漬けを看板商品にするなど、築地の仲卸業者として、仕事を楽しむようになる。「朝岡水産」での仕事の傍ら、姉の藍子と義兄の旬と共に、和食料理屋「さかい」で河豚調理師の資格取得のため修業し、試験に臨み、無事合格した。 由利(ゆり) 築地市場の海老仲卸専門店【海老安】の孫娘だが、祖父が高齢のために海老屋を廃業することになり、再就職先を探していた際に海老に関する見識の深さを見込んだ旬の計らいで「朝岡水産」に就職することになった。一郎とは幼稚園からの幼馴染だが、毎朝の風物詩となるほどにケンカをしている。美人だが気が強い性格のため、かつての藍子と同様あだ名が「金魚」となっている。但し作中で強気でいるのは一郎に対してだけで、それ以外の人物たちには普通に接している。エビの他、未利用魚(漁獲高の少ない魚)の扱いに力を入れている。
※この「朝岡家」の解説は、「江戸前の旬」の解説の一部です。
「朝岡家」を含む「江戸前の旬」の記事については、「江戸前の旬」の概要を参照ください。
- 朝岡家のページへのリンク