服部国際奨学財団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/10 08:17 UTC 版)
創立者 | 服部太 |
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団体種類 | 公益財団法人 |
設立 | 2008年 |
所在地 | 愛知県名古屋市瑞穂区檀渓通5丁目21-2 |
法人番号 | 1180005012831 |
活動内容 | 奨学金事業 |
基本財産 | 約207億円 |
ウェブサイト | 公式サイト |
服部国際奨学財団(はっとりこくさいしょうがくざいだん、英語: Hattori International Scholarship Foundation)は、愛知県名古屋市瑞穂区檀渓通に拠点を置く日本の公益財団法人[1]。
沿革
2008年、中古車オートオークション会社ユー・エス・エスの創業者・服部太は、訪日留学生の修学支援を目的とした奨学金給付事業を行う法人「服部国際奨学財団」を設立した。原資には、服部が所有するユー・エス・エス株式などの私財が充てられた[2]。
東日本大震災発生の翌年、2012年度からは、奨学金の給付対象に日本人学生が含まれるようになった[3]。 その後2017年に中京大学、2018年には南山大学との間に、アジア諸国の留学生を対象とした奨学金給付の連携協定を締結[4][5]。2019年からは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国連UNHCR協会と提携して、早稲田大学が提供する「難民高等教育プログラム」を通じて入学した学生に対する奨学金給付を行っている[6]。
奨学金事業のほか、2018年4月より3年間、名古屋市鶴舞中央図書館地下の学習室(昭和区鶴舞)のネーミングライツを取得[7]。 また、2022年と2024年には、名古屋大学(東海国立大学機構)内2施設の命名権を取得した[8]。
関連項目
脚注
- ^ “愛知県 公益法人一覧”. 愛知県. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 「返済不要「給付型奨学金」国が検討」『読売新聞』2016年6月8日、市内版、29面。
- ^ 「広がる給付型奨学金」『中日新聞』2018年7月22日、市民版、18面。
- ^ 「中京大が奨学金で協定」『朝日新聞』2017年6月13日、名古屋版、朝刊、27面。
- ^ 「留学生奨学金 南山大と協定」『中日新聞』2018年3月7日、県内版、朝刊、14面。
- ^ “UNHCR難民高等教育プログラムへの協力”. 早稲田大学 (2019年4月1日). 2025年9月8日閲覧。
- ^ 「鶴舞中央図書館学習室の命名権 服部国際奨学財団に」『中日新聞』2018年4月3日、市民版、14面。
- ^ 「大学施設に命名権」『中日新聞』2024年3月28日、名古屋版、朝刊。
- ^ a b c “服部国際奨学財団 役員名簿(2025年4月1日現在)” (PDF). 公益財団法人服部国際奨学財団. 2025年9月10日閲覧。
参考資料
外部リンク
- 服部国際奨学財団のページへのリンク