暴力団関係者との癒着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 00:19 UTC 版)
村田は、1981年に大阪国税局調査部長に着任してから部落解放同盟幹部で山口組系暴力団元幹部で財団法人飛鳥会理事長の小西邦彦と知り合い、共に北新地のクラブを親しく飲み歩く仲となり、小西から選挙で全面支援を受け、その見返りとして飛鳥会に関する脱税告発を握り潰すなどの便宜を図っていた。この蜜月関係は2006年に小西が飛鳥会事件で逮捕されるまで続いたが、マスコミの取材に対して村田は「暴力団とつながりのある人とは知らなかった。解放同盟の有力者だからお付き合いした」「選挙で応援してくれた」と答えた。この他、小西が理事長を務める社会福祉法人「ともしび福祉会」の役員に村田の秘書が就任していたため、大阪府知事太田房江が2006年5月24日の大阪府議会で「暴力団を取り締まる国の責任者の秘書が暴力団とつながりのある団体の役員等に就任していたことをどう思うか」と質問を受けたこともある。
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