時限要素の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:00 UTC 版)
化学反応を利用するもの 燃焼を利用したものは後述。燃焼以外の化学反応を利用したものでは、薬剤Aと薬剤Bが反応すると発火・爆発する構造の爆弾で、薬剤Aと薬剤Bを隔壁で仕切る。隔壁は薬剤に曝されて徐々に溶解する物質で出来ており、やがて隔壁が破れて薬剤Aと薬剤Bが接触し爆発する。 線香を利用するもの 線香を導火線(燃焼。これは化学反応の一種。)として用いたもの。 時計を改造するもの アナログ時計の針に起爆装置の回路から引いた電線を接着し、ある時刻がきたら針が重なって通電し爆弾を爆発させるもの。近年ではデジタルの目覚まし時計や電子式タイマーを改造したものが多い。アラームのブザーを回路から抜き取り、代わりにリレー回路を接続し、設定した時間がくると起爆装置に通電させる。Casio F91Wが多用されているという。
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