易経における陰陽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:01 UTC 版)
「易経」も参照 『易経』の卦は6本の爻と呼ばれる棒によって構成されている記号であるが、爻には「⚊」と「⚋」の2種類あり、易伝によりそれぞれの属性は陽・陰に当てられ、陽爻と陰爻を3つ重ねた八卦、八卦を2つ重ねた六十四卦は森羅万象を表象すると考えられた。これにもとづき漢代では卦の象徴や爻の陰陽にもとづいて解釈する易学がなされた。また繋辞上伝には「太極→両儀→四象→八卦」という生成論が唱えられているが、両儀は天地あるいは陰陽、四象は四時、八卦は万物と解されている。 宋易(宋代に興った易学)では図書先天の学と呼ばれる図像を用いた象数易が行われたが、これらの易図では陽は白、陰は黒で描かれた。南宋の朱熹は先天図にもとづき「太極→両儀→四象→八卦」の両儀を明確に陰陽と位置づけ、さらに四象を爻を2つ重ねたものとして 太陽(老陽) 少陰 少陽 太陰(老陰) と名づけた。 なおUnicodeにおいて陰陽を表す記号には陰陽魚の太極図(☯)が当てられており、そのコードはU+262f、☯である。また 陽爻(⚊)はU+268A、⚊ 陰爻(⚋)はU+268B、⚋ 太陽(⚌)はU+268C、⚌ 少陰(⚍)はU+268D、⚍ 少陽(⚎)はU+268E、⚎ 太陰(⚏)はU+268F、⚏ である。
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