みょうあん‐りゅう〔ミヤウアンリウ〕【明暗流】
読み方:みょうあんりゅう
尺八の流派名。広義には、普化(ふけ)宗の伝統を守り、古典本曲を伝承する諸派の総称。狭義には、普化宗の本寺である京都の明暗寺に伝承された尺八の芸系の通称。幕末から明治初期の明暗真法(じんぽう)流、明治中期以降の明暗対山(たいざん)流に受け継がれている。
めいあん‐りゅう〔‐リウ〕【明暗流】
読み方:めいあんりゅう
⇒みょうあんりゅう(明暗流)
明暗流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 20:44 UTC 版)
尺八楽の流派。「めいあんりゅう」ともいう。宗教性を離れた音楽としても行われる尺八楽 (琴古流,都山〈とざん〉流など) に対し,虚無僧尺八の伝統を堅持しようとする流派。普化宗 (ふけしゅう) 所伝の曲のみを奏し,他の楽器との合奏などは行わない。普化宗本山だった京都の明暗寺の名を取る。
※この「明暗流」の解説は、「尺八」の解説の一部です。
「明暗流」を含む「尺八」の記事については、「尺八」の概要を参照ください。
明暗流と同じ種類の言葉
- 明暗流のページへのリンク