旧目赤不動跡地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:11 UTC 版)
動坂は堂坂とも書かれる通り、かつて赤目不動の安置されていた動坂上には近年まで目赤不動跡と呼ばれる不動堂が存在していた。こちらも一度戦災で失われ、その後、堂は再建された。戦後の東京を舞台とした中井英夫の小説『虚無への供物』では目赤不動の再建予定地として紹介されている。しかし1983年に南谷寺の不動堂が再建されると旧跡地は五色不動としてのランドマークの役割を終え、1985年の区の土地整理の際に取り壊された。2011年現在は駐車場となっている。目赤不動の旧地には日限地蔵が建立されていたが、取り壊しの際に近くの徳源院に移された。
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