日給社宅とは? わかりやすく解説

日給社宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 19:43 UTC 版)

端島 (長崎県)」の記事における「日給社宅」の解説

日給社宅とは、1918年大正7年)に建設され鉱員社宅16号棟から20号棟の通称である。「日給社宅」という名前は、当時鉱員日給制だったことによる職員当時から月給制だった)。30号棟続いて建てられた、島内でも特に古い住宅である。同じ向き並んだ各棟の西側(海側)が「防潮大廊下」と呼ばれる連絡通路繋がっており、全ての階が一体となっている。地下には店舗が、屋上には公園農園があった。トイレは各棟の大廊下側に共同トイレ設置されていた。この住宅特徴は、大廊下があったこともあって、戸外床面積割合が約4割も占めていたことである(同時期の同潤会アパート戦後公団住宅では最大で2割ほど)。

※この「日給社宅」の解説は、「端島 (長崎県)」の解説の一部です。
「日給社宅」を含む「端島 (長崎県)」の記事については、「端島 (長崎県)」の概要を参照ください。

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