日本語における縦書きと横書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 07:40 UTC 版)
「縦書きと横書き」の記事における「日本語における縦書きと横書き」の解説
元来日本語は漢文に倣い、文字を上から下へ、また行を右から左へと進めて表記を行うものである。漢字と仮名は縦書きを前提とした筆順であり、横書き不能な書体も存在する。 扁額や石碑の題字などは一見すると右横書きのように見えるが、前近代にあっては、これらは「1行1文字の縦書き」、つまり縦書きの規範で書かれたものであって右横書きではないのが通常である。スペースに高さがある場合は1行2文字以上として右から左へ行が進むこととなる。したがってこれらはあくまでも縦書きの範疇にある。漢字も仮名も、横画はすべて左から右へ、縦画はすべて上から下へ書くものであり、下から上へ縦書きしないのと同様に、左横書きは可能でも右横書きには無理が生じる。
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