日本国内における種類について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:13 UTC 版)
「幼児用便器」の記事における「日本国内における種類について」の解説
種類は各メーカーにより異なるが多くの場合、1 - 2歳児向け幼児用大便器,3 - 5歳児向け幼児用大便器,幼児用和風大便器,幼児用小便器の4種類である。(幼児用和風大便器は長らく床下給水式で非節水の製品のみ製造されていたが、後に床上給水で節水式の掃除口が付いた製品も発売された。しかし最近では和式から洋式への移行が進んでおり、幼児用和風大便器を製造するメーカーは少なくなっており、製造されていても特注扱いで製造となっている。)給水方式には、主にロータンク式またはフラッシュバルブ式のどちらかが採用されている。近年のものにおいては節水性能が従来のものに比べ向上し、幼児用大便器においては、幼児の軽い力でも簡単に水が流せるように通常のハンドルよりも長くした(長尺ハンドル)タイプのフラッシュバルブ(手動)や大小の流し分けをなくした上から軽く押すだけで洗浄が行える(押し下げ式レバー)タイプのロータンクを搭載したもの、便座に保温機能やおしっこの飛び散りを防ぐガードを搭載したものなどが発売されている。幼児用小便器においては、年齢に合わせて高さが調節できる壁掛け式のものや掃除がしやすいように便器のフチをなくしたものなどが発売されている。
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