日本の理容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 01:01 UTC 版)
日本語では、古くは髪結いと言い、江戸時代から明治時代にかけては「理髪業従事者」の総称であった。その後も伝統的日本的髪型の理容と理容師に限っては「髪結い」の呼称は死語とはならず、現在に至っている。また、「髪結い床(かみゆいどこ)」という自分の店を持つ者は床屋とも呼ばれたが、「床屋」は理髪業従事者とその店の俗称となって現在なお通用している。また、力士の髷や役者の鬘を結い上げる職業は床山と呼ばれる。 現代日本の理容師法では「理容を業とする者」をいうと定義されている(理容師法1条の2第2項)。現代日本における国家資格については理美容師を参照のこと。理容師の定義や資格、理容所の設置については、理容師法によって定められている。同法に違反する営業や理容行為については罰則がある。
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