日本における朝鮮医学史研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:22 UTC 版)
「韓医学」の記事における「日本における朝鮮医学史研究」の解説
日本では中国医学の研究に比べ、朝鮮半島の医学・医学史の研究は非常に手薄であるが、朝鮮医学史研究の大家として三木栄(1903 - 1992)の名が挙げられる。当時、朝鮮半島の文化・科学技術の日本への影響は知られておらず、日本だけでなく朝鮮でも、朝鮮半島の科学・医学史の研究はほとんどなかった。昭和3年から16年間朝鮮半島に暮らした三木は、その解明に一人取り組み、『朝鮮医書誌』(1956年)、『朝鮮医学史及疾病史』(1963年)を刊行した。日韓両国で評価が高く、韓国科学史学会感謝牌賞、日本医史学会功労賞などを受賞している。
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