日本における伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 08:24 UTC 版)
日本では昼と夜の境である《たそがれ時》(晩)は神隠しなどの超常現象がよく起きる時刻とされてきた。 このような物事の見分けがつかない時間は、いわばこの世と異界がまじわる時でもあったから、異界から神や魔物や妖怪が多く出現したのである。「百鬼夜行」という言葉があるように、夜はさまざまな魔物や妖怪が出没する時間帯であった。 この時間帯を「逢魔時(おうまがとき)」とも言う。電灯など無い時代、夜は闇の世界であり、人々の家のすぐそばまで異界の境は近づいていた。 『日本書紀』の伝説には、夜は神がつくり昼は人間がつくったとある。夜は神の世界であったから、祭りや神事の多くは、日没からあかつきにかけて行われる。
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