旗尾線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:09 UTC 版)
日本資本の塩水港製糖旗尾製糖所(元・高砂製糖)の砂糖を輸送するために日本統治時代に台湾糖業鉄道として設立された。1910年に九曲堂から旗尾まで、1912年に旗尾から竹頭角までが完成し、最終的な全長は39.4Kmだった。全線駅は、九曲堂-公館-龍目-大樹(旧称「大樹腳」)-洲子-溪埔-田寮(旧称「麻竹」)-統嶺坑(旧称「統嶺口」)-嶺口-南勝-磱碡坑-溪州-大山-武鹿-北勢-旗山-旗尾-中壇-牛埔-美濃-埤頭-竹頭角。砂糖輸送だけでなく、外地への交通手段として重要な役割を果たした。1979年に廃止後、旗山駅のみが現存し、資料館「糖鐵故事館」として利用されている。
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