旅行貯金と主務者印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 23:07 UTC 版)
先述通り、郵政省時代の通常郵便貯金通帳には主務者印押印欄があり、旅行貯金をしている者は郵便貯金通帳・証書への郵便局名のゴム印と主務者印の収集を目的としていることから、主務者印を崇高なものとする傾向があった。しかし、郵政事業庁以降の通常郵便貯金通帳には主務者印押印欄が廃止されたため、旅行貯金をする者は、通帳の余白や行間へ押印してもらっていたが、「公印」という性格上、このような取扱いは正しくないものであったため、2005年3月11日に主務者印の押印は禁止となり、通常郵便貯金での主務者印収集は不可能となった。
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