新洞学区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/27 05:46 UTC 版)
小学校の校区は、京都の学区(地域自治組織の単位)における新洞学区に相当していた。 地域の特色としては寺院が多く密集していることが挙げられる。檀王法林寺、要法寺、頂妙寺などを含み、その数は54寺院とも55寺院ともいう。「お寺の比率は京都一」、「学区内の面積の2分の1は寺院が占めていると言っても過言ではありません」と住民に表現されるほどの密集地域である。 この多数の寺院は、宝永5年(1708年)に発生した宝永の大火で類焼した寺院群が移転したものとされる。町は御所近くにあったものが移され、新高倉通や新富小路通と言った通りの名もそれに由来するという。このため、鴨川の東側にありながら京都の内とされた地域であり(隣接する川東学区=上京三十二番組も同様)、明治初期には上京三十三番組とされた。
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